FACE 対面すれば、生まれる未来。|大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会シンポジウム

PROGRAM
2020年度 第2回

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※第2回のイベントは終了いたしました。
たくさんのご視聴、ありがとうございました。
このページは第2回の開催内容となりますので、
最新の開催内容はこちらからご覧ください。

14:00-14:05

開会の挨拶

14:05-16:00

第1部 大丸有で描く、スマートシティビジョン

都市のデジタルとリアルが高度に融合し、街のデータや新しい技術を活用して、都市の課題を解決する社会「Society5.0」。その舞台となるのが「スマートシティ」です。

日本では、国を挙げてスマートシティの実現を推進していますが、ここ大丸有地区も先行モデル地区に選定され、スマートシティ時代の街の在り方について、官と民が連携し、現在検討を進めています。

日本の都心でスマートシティに取り組む意義は何なのか、街のデータとどう向き合うのか、また、どのように街のリ・デザインを検討していくのか。
第一部では、スマートシティ時代のまちづくりの在り方や将来像について、ディスカッションを行います。

  • 石田東生
    ISHIDA Haruo

    日本大学特任教授
    筑波大学名誉教授・特命教授

    1974年東京大学土木工学科卒業。1976年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1989年筑波大学社会工学系助教授、1996年筑波大学社会工学系教授などを経て現職。日本みち研究所代表理事、NPO法人日本風景街道コミュニティ代表理事、国土交通省社会資本整備審議会道路分科会会長・国土審議会委員、内閣府未来投資会議有識者委員などを務める。専門分野は、国土計画・都市計画・交通計画。著書に、『都市の未来(共著)』(日本経済新聞社)、『みち―創り・使い・暮らす』(技報堂)、『スマートシティ』(時評社)等。

  • 横張真
    YOKOHARI Makoto

    東京大学大学院
    工学系研究科教授

    東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授。新領域創成科学研究科サステオナビリティ学教育プログラム兼務。専門は緑地環境計画学。農林水産省農協環境技術研究所、筑波大学大学院システム情報工学研究科等を経て、2013年より現職。日本都市計画学会長(2017~18)、日本造園学会会長(2018~19)、国土交通省社会資本整備審議会臨時委員、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会委員、東京都農政審議会委員長等を務める。

  • 森本章倫
    MORIMOTO Akinori

    早稲田大学理工学術院
    社会環境工学科教授

    1987年早稲田大学理工学部土木工学科卒業。1989年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。早稲田大学助手、宇都宮大学助手、助教授、教授、マサチューセッツ工科大学(MIT)研究員などを経て、現在は早稲田大学大学院教授。日本都市計画学会・専務理事代行、日本交通政策研究会・常務理事、国際交通安全学会・専門部会「人」委員会委員長などを務める。代表的な著書に、「都市のクオリティ・ストック」等。

  • 牧村和彦
    MAKIMURA Kazuhiko

    一般財団法人計量計画研究所
    理事 兼 研究本部企画戦略部長

    1990年一般財団法人計量計画研究所(IBS)入所。モビリティデザイナー。東京大学 博士(工学)。筑波大学客員教授、神戸大学客員教授。都市・交通のシンクタンクに従事し、将来のモビリティビジョンを描くスペシャリストとして活動。
    内閣官房未来投資会議、官民連携協議会などに参加。経産省スマートモビリティ推進協議会企画運営委員他。代表的な著書に、「MaaS~モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ(日経BP)」等多数。

  • 高木聡一郎
    TAKAGI Soichiro

    東京大学大学院
    情報学環准教授

    東京大学大学院情報学環准教授。東京大学芸術創造連携研究機構(アートセンター)フェロー、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主幹研究員を兼務。国際大学GLOCOM教授等を経て2019年より現職。これまでにハーバード大学ケネディスクール行政大学院アジア・プログラム・フェロー等を歴任。専門分野は情報経済学、デジタル経済論。情報技術の普及・発展に伴う社会への影響を、主に経済学の観点から分析している。主な著書に「デフレーミング戦略 アフター・プラットフォーム時代のデジタル経済の原則」(翔泳社)など。博士(学際情報学)。

  • 重松 眞理子
    SHIGEMATSU mariko

    一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会都市政策部会長 兼 スマートシティ推進委員会委員長
  •  
16:15-18:10

第2部 アート、ビジネス、そして街の未来とは?

近年、ますます身近な存在になってきている「アート」。街を歩いていれば目にするパブリックアート、話題の美術展、更にはアートをビジネスに取り入れようとする動きも盛んになってきています。

けれど同時に、そんな私たちの生活の一部になってきているアートとの付き合い方が分からない、という声も聞こえます。
街なかのアートってどんな意味があるのだろう?アートをビジネスに取り入れるってどういう意味?そもそもアート自体はビジネスとして成り立っているの…?

第二部では、パネリストの皆さまのこれまでの活動や経験を伺うことを通して、アートとビジネス、そして街の関係を解きほぐし、私たちの暮らしや都市活動に何がもたらされるのかについて考えます。

  • 南條史生
    Fumio NANJO

    キュレーター
    美術評論家

    慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金等を経て2002年より森美術館副館長、2006年11月より館長、2020年1月より特別顧問。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)、台北ビエンナーレ(1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)、茨城県北芸術祭(2016)、ホノルル・ビエンナーレ(2017)等でアートディレクションを歴任。近著に「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。

  • 清水敏男
    Toshio SHIMIZU

    TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE代表取締役
    学習院女子大学・大学院教授

    1953年東京生まれ。ルーヴル美術館大学修士課程修了。東京都庭園美術館、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て、現在は展覧会やアートイベントの開催、パブリックアートのプロデュースを中心に活動している。主な活動に「東京ミッドタウン・アートワーク」、「豊洲フロント・アートワーク」、「ミューザ川崎・アートワーク」、「大手町フィナンシャルシティ・アートワーク」、「コレド室町テラス・アートワーク」、「THE MIRROR(名古屋商工会館、東京)」。近著に『藤田嗣治作品集』(東京美術、2018)がある。

  • 大西浩志
    Hiroshi ONISHI

    東京理科大学経営学部 准教授

    ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスにてマーケティングの博士号を取得。ソーシャルメディアのマーケティング活用を専門に研究を行っている。米国滞在中から現代アートに興味を持ち、マーケティング理論を使ってアートとビジネスの科学的研究に取り組んでいる。日本OR学会「事例研究賞」、Leo Burnett Fellowshipなど多数受賞。共著『アート・イン・ビジネス - ビジネスに効くアートの力』(有斐閣)を昨年12月に刊行。

  • 野口玲一
    Reiichi NOGUCHI

    三菱一号館美術館上席学芸員

    東京藝術大学大学院修了。1993年から東京都現代美術館、96年から東京藝術大学大学美術館の学芸員として、日本の近現代美術の展覧会を企画。97年から開催される地域アートイベント「art-Link 上野-谷中」実行委員。2004-10年、文化庁勤務。芸術文化調査官として在外研修、メディア芸術祭などの事業に携わる。「DOMANI・明日展」企画(2005-10)。2011年より現職。「浮世絵」展(2013)、「画鬼・暁斎」展(2015)の企画を行う。

18:10-18:15

閉会の挨拶